FFその他日常のできごと


by Ashlain
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職業体験

私の職場(図書館)は、中学生あたりの職業体験研修先としては結構定番で、毎年何校かから中学生(たまに高校生)が研修に来ます。

昨年度までは職場が図書館とは別の場所にあったので、私の職場が見学されるということはなかったのですが、昨年の7月に事務室が今の場所(別棟ですが同じ図書館の一角です)に移転して見学を受けられる体制になっちゃいました。

でまあ、今日、近くの私立中学の生徒さん4名様をご案内したわけです。

メインはカウンターでのお仕事なので(職業体験ですからね)、私の職場のご案内は簡単に済ませちゃいます。
ざっと中を見てもらって、ごく簡単に仕事の内容を説明して、オマケ的に普段はID&静脈認証で施錠されてるマシン室をちょろっと見ていただく、というような段取りでした。

仕事の内容は同僚さんが説明していたのですが……これがまあ、なんとも。
中学生のオンナノコにサーバがどうとかIDCがどうとかいきなり説明してもわかんないですって。

・図書館のデータはサーバに収められてて、
・そのサーバは安全に運用するためにIDCに入ってて、
・うちらはそのサーバを含めたシステムがきちんと動くように(そして動かなくなったらなるべく早く直せるように)お仕事してます

みたいなことをもう少しわかりづらく説明してたわけなんです。


後ろから口挟むのもアレなんで、その場は黙っといてあとでちびっとフォロー入れたりはしました。
でも、彼女たち(きちんと話を聞いてくれる、真面目で利発そうな女の子たちでした)は多分、私らの仕事を全く理解できずに帰ったんではないかと思います。

そんなことがあって、今日はそのあと手が空くたびに、「どうやったら中学生に自分たちの仕事を理解してもらえるような説明ができるんだろか?」というのを考えておりました。





で、考えたのはこんな感じ。

・最初に、事務室にある雑誌を何冊か、見学者の前に並べる。

・「最初にちょっと頭の体操をしてみましょう。少し考えてみてください。
 あなたたちは図書館で働いてる職員さんです。
私はその図書館にやってきて、(雑誌を1冊指差して)これを貸してください、と言いました。
 私にこの雑誌を貸して、ちゃんと返してもらうために、あなたたちはどんなことを記録しておいたらいいと思いますか?」

・「誰に」「何を」「いつ」「いつまでの約束で」貸したか、を記録する、みたいな回答でOK。
 出てこなければヒント出しつつ考えてもらう。

・データの記録の必要性と、そこからちょっと派生してデータベースの概念をごく大雑把に説明。

・複数ある貸出用の端末で、データを矛盾なく扱うには? みたいな話から、ネットワークの概念をこれもごく大雑把に説明。

・データの矛盾や齟齬をなくすために、「これが原本!」というデータを一箇所に置いておいて、そこを集中的に管理するのが効率的なんだよ、という話から、サーバのことを説明。

・個人情報や企業秘密の漏洩の話と絡めて、IDCのことをちょろっと説明。

・「長くなりましたが、今までに説明したものを一まとめにして『情報システム』って呼んでます。私は情報システム担当で、つまり、この情報システムがきちんと動くように手入れをするのが私たちのお仕事です」

・「きちんと動くように、と言いましたけど、たまに動かなくなることがあります。まあ、あんまりあっちゃいけませんし、実際にあんまりあることでもないんですけど。
 で、動かなくなったらなるべく早く修理してまたきちんと動くようにする、というのも私たちの仕事です」

・端末-ネットワーク-サーバ と繋がってる中で(図とかは前半の説明で使ったものをそのまま流用)、どっかが壊れると全体としてきちんと動かなくなる、というのを説明。

・修理するためには、どこが壊れたかを把握しないとね、というお話をして、

・「普段、家でパソコンとか使いますか?使わない?じゃテレビでもいいです。
 パソコンとかテレビを見てて、急に画面が真っ暗になりました。
 あなたならどうしますか?どこを調べますか?」

・そんな感じで障害の調査と切り分けについて、大雑把に説明。

・「修理そのものは、自分たちでできないことの方が多いです。だから、修理が必要なときの私たちの仕事は、どこが壊れてるか、どこを直せば直るのか、というのを、図書館で実際にコンピュータを使ってる人からお話を聞いたりしながら調べることがメインです」


文字にすると長いけど、多分15分~せいぜい20分くらいで終わると思う。
機会があったらやってみよう。
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by Ashlain | 2009-02-13 22:23 | お仕事